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2006年02月03日
Melody Chain 24 [ピロカルピン]
ピロカルピンのお話
下北にあるハイラインレコードには、たくさんのインディース音源が試聴できる
スペースがあります。僕は、下北に行くと必ずそこでたくさん試聴するようにしています。
インディースのバンドの方々は本当に一生懸命で貪欲な音楽を作ります。
全身全霊をかけて質の高い、斬新な音楽を生み出している。
そんな音楽を聴くと、僕は元気になれるのです。
そして僕は、新しい、誰にも知られていない音楽を人に教えて喜んでもらうのが大好きです。
そんな音楽にあふれているハイラインは、僕にとっての天国。
天国に行って栄養補給をする。
これは僕の習慣というよりは、義務に近いような気がします。
1月のとある晴れた日、下北に行き、いつものようにハイラインの試聴コーナーに行きました。
ハイラインの試聴機(ただのCDプレーヤー)の前のいすにドスンと腰掛け、
店員さんの怪訝そうな顔を尻目に試聴したいCDをかき集めます。
まずは、ピロカルピンというお薬の名前みたいなバンドのCDから試聴開始!
「夕暮れ」という曲を聴いたんですが、印象的なギターのイントロにいきなり心を
鷲掴みにされました。
どうやら、これはすごそうだ、と自慢にしているmyアンテナが反応。
しかし、数秒経つとなぜか音が聴こえなくなってしまう・・・
どうやら、イヤホンの調子が悪いらしいです。
調子が悪い、というよりは壊れている、といったほうが正しい程聞こえが悪いくらいでした。
聴きたくてもなかなかうまく聴けない。でも、どうしてもピロカルピンを聴きたい。
ということで、「夕暮れep」というCDを購入し、帰ってすぐコンポで聴いてみました。
![Melody Chain 24 [ピロカルピン]](//img01.ti-da.net/usr/rightriot/%E3%83%94%E3%83%AD%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%B3.jpg)
じっくり聴いてみるとやはり、どれもとても素晴らしい楽曲でした。
洋楽みたいにかっこよくて、存在感のある岡田さんのギター。
とっても高音が美しくて、低音も力強いヴォーカル・松木さんの声。
そして、シンプルに聴こえるけど所々テクニカルなベース・ドラムもすごくかっこいい!
ピロカルピンの軸になっています。
曲もすごく工夫がしてあって、ギターソロの他にかっこいいベースソロを入れたり、
流れるような展開で何度聴いても飽きない構成になっています。
聴くたびに新しい発見があります。
作曲をしていらっしゃる松木さんがスピッツ好きということで、
主旋律はメロディアスでちょっとひねくれた感じに仕上がってます。
一方、ギターの岡田さんは洋楽好きということがあってか、
ギターサウンドはキレ味があって、クール。叙情的な印象を受けます。
その二人が合わさると、洋楽をベースにした邦楽が出来上がるわけですが、
これが特徴的ですごく好きなんです。
中華風あんかけをご飯にかけた、みたいな感じです。わかりにくいですね(笑)
GrapevineやGOGOほどオルタナに寄ってるわけでもなく、
かといって正統派ロックというわけでもない。
ポップ+ロックを最も上手く組み合わせたバンドの一つだと思います。
特に、このCDのタイトルになっている「夕暮れ」が文句なしにかっこいいんですよ。
ギターのノスタルジックでエッジの効いた音が曲全体を包み込んでいて、
それにシンプルで力強いベースとドラムが疾走感を演出してます。
そして、松木さんの声がびっくりするほどこの曲に合うんです。
「夕暮れ」というタイトルもぴったりで、なんて良く考えられた曲なんだろうか、とびっくりしました。
---------------------------------------------------------------------
この曲は、編曲次第でいくらでも変化する曲だと思います。
この夕暮れepに収録されている「夕暮れ」はどちらかといえば縦ノリなんですが、
横ノリのバラードにも変身し得るんです。
こういった、変化する「幅」のある曲って珍しいと思います。
幅のある曲は、これからもどんどん成長する。
そして、こんな曲を作れるバンド自身も、必ず進化できる幅を持っているはずです。
変化が出来るというのは、ほんと素晴らしいことですね。
もちろん、このCDに収録されている他の二曲も素晴らしいのですが、
長くなってしまうので紹介はまたの機会にします。
すごく期待しているバンドです。
みなさんも、機会がありましたら是非聴いてみてください。
ピロカルピンのホームページはこちらから
自分はwebが好きでその辺をちょっと勉強しているので、
好きなアーティストのサイトをもっと充実させたいという欲が湧いてきました。
是非、機会がありましたら作らせてください、連絡お待ちしております(笑)
---------------------------------------------------------------------
いつの時代も、音楽の質を高めているのはこういったインディースの人たちが頑張っている
おかげなんだと実感しました。
こんな音楽がもっと広がる世の中になればいいのになぁ、と思います。
応援しています、夢を諦めないで頑張ってください。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
下北にあるハイラインレコードには、たくさんのインディース音源が試聴できる
スペースがあります。僕は、下北に行くと必ずそこでたくさん試聴するようにしています。
インディースのバンドの方々は本当に一生懸命で貪欲な音楽を作ります。
全身全霊をかけて質の高い、斬新な音楽を生み出している。
そんな音楽を聴くと、僕は元気になれるのです。
そして僕は、新しい、誰にも知られていない音楽を人に教えて喜んでもらうのが大好きです。
そんな音楽にあふれているハイラインは、僕にとっての天国。
天国に行って栄養補給をする。
これは僕の習慣というよりは、義務に近いような気がします。
1月のとある晴れた日、下北に行き、いつものようにハイラインの試聴コーナーに行きました。
ハイラインの試聴機(ただのCDプレーヤー)の前のいすにドスンと腰掛け、
店員さんの怪訝そうな顔を尻目に試聴したいCDをかき集めます。
まずは、ピロカルピンというお薬の名前みたいなバンドのCDから試聴開始!
「夕暮れ」という曲を聴いたんですが、印象的なギターのイントロにいきなり心を
鷲掴みにされました。
どうやら、これはすごそうだ、と自慢にしているmyアンテナが反応。
しかし、数秒経つとなぜか音が聴こえなくなってしまう・・・
どうやら、イヤホンの調子が悪いらしいです。
調子が悪い、というよりは壊れている、といったほうが正しい程聞こえが悪いくらいでした。
聴きたくてもなかなかうまく聴けない。でも、どうしてもピロカルピンを聴きたい。
ということで、「夕暮れep」というCDを購入し、帰ってすぐコンポで聴いてみました。
![Melody Chain 24 [ピロカルピン]](http://img01.ti-da.net/usr/rightriot/%E3%83%94%E3%83%AD%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%B3.jpg)
じっくり聴いてみるとやはり、どれもとても素晴らしい楽曲でした。
洋楽みたいにかっこよくて、存在感のある岡田さんのギター。
とっても高音が美しくて、低音も力強いヴォーカル・松木さんの声。
そして、シンプルに聴こえるけど所々テクニカルなベース・ドラムもすごくかっこいい!
ピロカルピンの軸になっています。
曲もすごく工夫がしてあって、ギターソロの他にかっこいいベースソロを入れたり、
流れるような展開で何度聴いても飽きない構成になっています。
聴くたびに新しい発見があります。
作曲をしていらっしゃる松木さんがスピッツ好きということで、
主旋律はメロディアスでちょっとひねくれた感じに仕上がってます。
一方、ギターの岡田さんは洋楽好きということがあってか、
ギターサウンドはキレ味があって、クール。叙情的な印象を受けます。
その二人が合わさると、洋楽をベースにした邦楽が出来上がるわけですが、
これが特徴的ですごく好きなんです。
中華風あんかけをご飯にかけた、みたいな感じです。わかりにくいですね(笑)
GrapevineやGOGOほどオルタナに寄ってるわけでもなく、
かといって正統派ロックというわけでもない。
ポップ+ロックを最も上手く組み合わせたバンドの一つだと思います。
特に、このCDのタイトルになっている「夕暮れ」が文句なしにかっこいいんですよ。
ギターのノスタルジックでエッジの効いた音が曲全体を包み込んでいて、
それにシンプルで力強いベースとドラムが疾走感を演出してます。
そして、松木さんの声がびっくりするほどこの曲に合うんです。
「夕暮れ」というタイトルもぴったりで、なんて良く考えられた曲なんだろうか、とびっくりしました。
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この曲は、編曲次第でいくらでも変化する曲だと思います。
この夕暮れepに収録されている「夕暮れ」はどちらかといえば縦ノリなんですが、
横ノリのバラードにも変身し得るんです。
こういった、変化する「幅」のある曲って珍しいと思います。
幅のある曲は、これからもどんどん成長する。
そして、こんな曲を作れるバンド自身も、必ず進化できる幅を持っているはずです。
変化が出来るというのは、ほんと素晴らしいことですね。
もちろん、このCDに収録されている他の二曲も素晴らしいのですが、
長くなってしまうので紹介はまたの機会にします。
すごく期待しているバンドです。
みなさんも、機会がありましたら是非聴いてみてください。
ピロカルピンのホームページはこちらから
自分はwebが好きでその辺をちょっと勉強しているので、
好きなアーティストのサイトをもっと充実させたいという欲が湧いてきました。
是非、機会がありましたら作らせてください、連絡お待ちしております(笑)
---------------------------------------------------------------------
いつの時代も、音楽の質を高めているのはこういったインディースの人たちが頑張っている
おかげなんだと実感しました。
こんな音楽がもっと広がる世の中になればいいのになぁ、と思います。
応援しています、夢を諦めないで頑張ってください。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
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この記事はどうでしたか?


Posted by fkd at 19:19│Comments(2)
│music
◆ この記事へのコメント
こんにちは!
おお!凄い!ありがとうございます。
こんなに立派にレビューをかいてもらったことは初めてです!
なんか賄賂でも渡してんじゃないかっていうぐらいの内容で、照れくさいですね(笑
あと、ギターを褒められることもほとんどないんで嬉しいです(笑
ご指摘の通り、「夕暮れ」横乗りとはいわないまでも、もう少しゆったりしたアレンジもやってみたいという話もでてるんですよ。
もう一枚でている「カンパネルラ」も、「夕暮れ」と並ぶピロカルピンの代表曲です。こちらはとにかくVoまつきの歌が凄いんで是非聴いてほしいですね。
今、ハイラインには「夕暮れ」しかおいてなくて、DISCユニオンには「夕暮れ」も「カンパネルラ」もおいてあるんです。
見つからない場合は、連絡いただければお渡しできるようにします。
ほんと、ありがとうございます。
がんばります!!
おお!凄い!ありがとうございます。
こんなに立派にレビューをかいてもらったことは初めてです!
なんか賄賂でも渡してんじゃないかっていうぐらいの内容で、照れくさいですね(笑
あと、ギターを褒められることもほとんどないんで嬉しいです(笑
ご指摘の通り、「夕暮れ」横乗りとはいわないまでも、もう少しゆったりしたアレンジもやってみたいという話もでてるんですよ。
もう一枚でている「カンパネルラ」も、「夕暮れ」と並ぶピロカルピンの代表曲です。こちらはとにかくVoまつきの歌が凄いんで是非聴いてほしいですね。
今、ハイラインには「夕暮れ」しかおいてなくて、DISCユニオンには「夕暮れ」も「カンパネルラ」もおいてあるんです。
見つからない場合は、連絡いただければお渡しできるようにします。
ほんと、ありがとうございます。
がんばります!!
Posted by しんじろー@ピロカルピン at 2006年02月03日 21:49
>しんじろーさん
コメントありがとうございます!喜んでいただけて嬉しいです☆
賄賂だなんてとんでもない、素直にいいと思って書きましたよ(笑)
自分も、レビューしたアーティストさんに見てもらうの初めてなんで、
公開する時すごい緊張しました。
やっぱ夕暮れ、ゆっくりアレンジもいいっすよね!ぜひ聴かせてください!
カンパネルラ、吉祥寺のDISCユニオンでは売れちゃったみたいですよ。
ひそかにピロカルピンファンが増えているかもしれませんよ☆
頑張ってください!応援してます☆
コメントありがとうございます!喜んでいただけて嬉しいです☆
賄賂だなんてとんでもない、素直にいいと思って書きましたよ(笑)
自分も、レビューしたアーティストさんに見てもらうの初めてなんで、
公開する時すごい緊張しました。
やっぱ夕暮れ、ゆっくりアレンジもいいっすよね!ぜひ聴かせてください!
カンパネルラ、吉祥寺のDISCユニオンでは売れちゃったみたいですよ。
ひそかにピロカルピンファンが増えているかもしれませんよ☆
頑張ってください!応援してます☆
Posted by fkd at 2006年02月04日 21:18
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